2021年01月07日

2020年の振り返り&2021年の目標


 新年、明けましておめでとうございます。今年もテケテケと活動していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 さて、まずは正月の恒例として去年の活動予定を振り返ってみようと思います。……が、いわずもがな、新型コロナの猛威によって予定がほとんど吹き飛ばされてしまい、かなり散々な有様でした。

・全ての記事を書き上げる→できませんでした

 予定では春に四国、秋に九州・中国を周ってあらかたの文化財を取材し、閑古鳥旅行社の記事をすべて書き上げる意気込みだったのですが、緊急事態宣言によって春の旅行は潰れ、秋に四国を周っただけとなりました。そこで取材した記事もまだほとんど手を付けられておらず、全然ダメダメですね。

・海外へ旅行にいく→あえなくキャンセル

 3月に台湾へ行く予定でLCCのチケットも押さえていたのですが、当然ながらコロナ禍でポシャりました。昨今の情勢を見るに、少なくとも数年スパンで海外旅行はムリそう……。先行きは真っ暗ですなぁ。

・一日一本NHKの番組を見る→ほどほど

 麒麟が来るを見るために購読したNHKオンデマンド。後半になって合戦シーンがほとんどなくなり (コロナ対策とか事情はあるのでしょうが)やや物足りなさを感じていますが、まぁ、それはともかく、大河以外にも興味ある歴史番組をちょくちょく見てます。具体的には「ヒストリア」「英雄たちの選択」「知恵泉」「日本最強の城スペシャル」など。でも一日一本は見れていないかな。最近ではドラマだけど「岸辺露伴は動かない」が完成度高くて面白かった。

・文化財を紹介する動画を作る→手付かず

 もともと優先順位が低かったとはいえ、手付かずどころか今日この去年の活動予定を振り返るまで思い出しもしなかった(笑)。今年も塩漬けのままになりそう。

・ライター業の拡充→縮小しました

 コロナ禍による旅行業界の需要激減により、この秋ぐらいから私も大きな影響を受けるようになりました。拡充するつもりだった旅行関係の記事収入がガクっと落ち込み、見通しが全く立っていません。頑張りたくても頑張れない状況なので、11月からは日銭を稼ぐ副業を始めました。

 とまぁ、なんとも残念な一年でした。現在は去年以上に新型コロナが猛威を振るっており、今年もどれだけ旅行に出ることができるのか分かりませんが、できる範囲で頑張っていこうと思い、目標を立ててみることにします。

・旅チケットまでに新刊を作る

 3月13日(土)に開催される旅行&地理ジャンルの同人誌即売会「旅チケット」にサークルとして参加する予定ですので、新刊としてカブ遍路の本を作ります。今見えている唯一の明確な目標にして希望です。

・閑古鳥旅行社の記事製作

 せめて既に行ってるところの記事くらいは書こうよ! と自分を叱咤激励して、取材済の文化財は本年度中に書き上げます。やれよ。

・九州旅行に出る

 去年できなかった九州旅行をやりたいです。春……はムリかなぁ。せめて秋には!

・文化財マップアプリを作る

 6月に政府から支給された10万円でMacBookAirを購入し、文化財マップアプリの制作を一時期試みていました。テスト段階で中断したままになっているので制作を進めたいです。

・自動車の免許を取りたい

 現在はカブ(原付バイク)が主要な旅行手段ですが、カブだと冬はつらいので自動車の免許が欲しくなりました。ある程度お金が溜まったら教習所に通おうかしら。

 とまぁ、今思い付くのはこんなところでしょうか。乾燥&低温の冬でウイルスが活性化する時期とはいえ、去年よりも新型コロナの感染者数が増え続けているのはホント目の前が暗くなります。新年のご挨拶なのにこんな感じで申し訳ありませんが、ほんとコロナのバカバカバーカ! 滅びろ、人類の敵!

posted by きむら at 18:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2020年10月20日

【文化審議会答申】国宝・重要文化財(建造物)の指定および重伝建の選定について


 昨日四国旅行から帰ってきました。10月16日(金)(私が四国八十八箇所すべてを周り終えた日でもあります)に開催された文化審議会において、「国宝・重要文化財(建造物)の指定について」および「重要伝統的建造物群保存地区の選定について」の答申がありました。内容は以下の通りです。

【国宝】
・八坂神社本殿 1棟(京都府京都市)

【重要文化財】
・旧札幌控訴院庁舎 1棟(北海道札幌市)
・犬吠埼灯台 1基、2棟 灯台、旧霧笛舎、旧倉庫(千葉県銚子市)
・明治神宮 36棟 本殿、内拝殿及び祝詞殿、内院渡廊(2棟)、外拝殿、宝庫、神庫、内透塀及び北門、神饌所及び渡廊、旧祭器庫、北廻廊(2棟)、外透塀(3棟)、北神門、外院廻廊(4棟)、東神門、西神門、南神門、宿衛舎、玉垣(4棟)、祓社、南手水舎、西手水舎、東手水舎、神橋、南制札、北制札、西制札(東京都渋谷区)
・旧神奈川県立近代美術館 1棟(神奈川県鎌倉市)
・旧山岸家住宅 4棟 主屋、板倉、味噌蔵、浜蔵、土地(石川県白山市)
・旧中村家住宅 2棟 主屋、土蔵(長野県塩尻市)
・坂戸橋 1基(長野県上伊那郡中川村)
・八勝館 9棟 玄関棟、松の間棟、御幸の間棟、新座敷棟、菊の間棟、田舎家、正門、西門、中門、土地(愛知県名古屋市)
・紅葉谷川庭園砂防施設 1所(広島県廿日市市)
・六連島灯台 1基(山口県下関市)
・角島灯台 1基、2棟 灯台、旧官舎、旧倉庫(山口県下関市)
・犬伏家住宅 15棟 主屋、座敷、応接室、書斎、宝庫、離座敷、北蔵、乾蔵、味噌蔵、機械工場、五番蔵、東蔵、巽蔵、前納屋、表門、土地(徳島県板野郡藍住町)
・部埼灯台 2基、1棟 灯台、旧官舎、旧昼間潮流信号機(福岡県北九州市)
・旧伊藤家住宅 7棟 主屋、表物置、道具蔵、骨董蔵、事務室、書生室、長屋門(福岡県飯塚市)
・西海橋 1基(長崎県佐世保市、西海市)
・旧綱ノ瀬橋梁及び第三五ヶ瀬川橋梁 2基 旧綱ノ瀬橋梁、第三五ヶ瀬川橋梁(宮崎県延岡市、日之影町)

【重要文化財(追加指定)】
・八坂神社 26棟 疫神社本殿、悪王子社本殿、美御前社本殿、大国主社本殿、玉光稲荷社本殿、日吉社本殿、太田社本殿、大年社本殿、十社本殿、五社本殿、冠者殿社本殿、四条旅所本殿(2棟)、大政所社本殿、俣旅社本殿、舞殿、神饌所、透塀、神馬舎、神輿庫、絵馬堂、西手水舎、南手水舎、西楼門翼廊(2棟)、南楼門(京都府京都市)
・遠山家住宅 3棟 米蔵、借物蔵、長屋門、土地(京都府亀岡市)

【重要伝統的建造物群保存地区】
・高岡市吉久(富山県高岡市)
・津山市城西(岡山県津山市)
・矢掛町矢掛宿(岡山県小田郡矢掛町)

 祇園祭であまりに有名な京都「八坂神社」の本殿が国宝、そして既指定の3棟に26棟が追加され社殿群の大部分が重文に。本殿は江戸時代前期の建立ですが、平安時代の建築手法をもって鎌倉時代に成立した本殿様式が高く評価されました。社殿群も八坂神社固有のものが多く、実にユニーク。


八坂神社には2008年の冬に訪れた切りなので、また行かねば

 「明治神宮」もまた社殿群が一括して重文に。元は伊藤忠太の設計指導により大正9年(1920年)に築かれましたが太平洋戦争で焼失。現在のものは昭和33年(1958年)の再建です。同じく昭和前期の建築として、昭和26年(1951年)の「旧神奈川県立近代美術館」もまた重文に。鎌倉の鶴岡八幡宮境内にあり、ル・コルビュジェの弟子である坂倉準三が設計した、日本におけるモダニズム黎明期の作品です。

 他にも犬吠埼灯台をはじめとする明治初頭の灯台4基の重文指定も特筆すべきところでしょう。これまで灯台で重文になっているのは愛知県の明治村に移築された「旧品川燈台」だけで(伊豆の「神子元島燈台」と大阪堺の「旧堺燈台」は史跡指定)、現役の灯台が重文になるのはこれが初です。

 重伝建の新選定は、加賀藩の御蔵が置かれていた物資の集散地「高岡市吉久」と、津山城下の寺町と商家町からなる「津山市城西」、山陽道の宿場町「矢掛町矢掛宿」の3件。いずれも以前から選定に向けた動きがあった地区で、まぁ、順当な感じですね。


通りに面して切妻造平入の町家が並ぶ「高岡市吉久」

 高岡市は「山町筋」「金屋町」に次ぐ3件目、津山市は「城東」に次ぐ2件目で、それぞれ城下町における町並み保護の厚さが増した感じです。


妻入と平入の町家が混在する「矢掛町矢掛宿」には本陣と脇本陣が揃って残る

 次の文化財答申は11月20日(金)の史跡等指定でしょうか。楽しみですね。

posted by きむら at 16:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 文化財

2020年09月25日

2020年・秋旅行における個人書籍販売の一時停止について


 9月25日からしばらくの間カブ旅行に出ます。有明からフェリーで徳島まで行き、カブで四国の文化財を周りながら遍路もやりたいと思います。時間があまったら中国地方も周りたいな。

 つきましては、発送の作業ができなくなるため、本日より個人書籍の販売を一時停止させて頂きます。再開は10月下旬の見込みです。どうぞよろしくお願いします。

【2020/10/20追記】
 無事に帰宅しましたので通販を再開しました。どうぞよろしくお願いいたします。

posted by きむら at 19:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 個人書籍