2018年04月15日

5月に長崎県へ旅行に出ます


 私の中の長期旅行欲が限界に達したので、5月7日から31日にかけて、仕事を休んで旅行に出ることにしました。主要目的は長崎県です。

 私は2014年にリトルカブ(原付)で九州を一周しましたが、その時は日程が押していたこともあり、長崎県は島原半島だけしか見ることができませんでした。というワケで、今回は平戸から五島列島、長崎市と余すことなく長崎県を堪能したいと思います。

 長崎県にはキリスト教伝来よりキリシタンが多く、長崎市に聳える元治2年(1865年)建造の大浦天主堂(国宝)はその象徴ともいえる存在です。それ以外にも長崎県には明治から昭和初期にかけて築かれた教会堂が数多く現存しており、そのうち文化財指定されているものを中心に見に行こうと思っています。

 ただ、これらの教会堂を含む集落は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界遺産を目指しており、現在は訪問するのに事前予約が必要となっています。日程がかなり縛られてしまうので、スケジュール管理がなかなか大変な感じになりそう。5月の頭にあるであろうICOMOSの勧告によっては混雑も予想されます。とはいえGWは終わってますし、五島列島はそう手軽に行ける場所でもないので、私の旅行にはあまりが影響ないかもしれませんが(そうであることを祈りたい)。

 長崎市では大浦天主堂以外にも東山手・南山手の町並み、国宝建造物を持つ崇福寺、出島や端島(軍艦島)といった史跡も見に行きたいですね。その後は島原半島に再訪したいと思っています。くま屋の「とり弁当」を食べるのだ(参考記事→DPZ「島原半島の棚田と段畑が凄い、あとトリ弁当がうまい」)。余裕があれば最近重要文化的景観に選定された阿蘇地域にも行きたいなぁ。――と、地図を眺めながら今からワクワクしております。

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2018年03月30日

焚火キャンプin田代運動公園


 先日、無料で焚火とキャンプが楽しめる神奈川県愛川町の田代運動公園に行ってきました。先月にも同じようなキャンプをしてきたので、これで二回目の利用となります。


ちょうど桜が満開で、平日にも関わらず多くのキャンパーがいました

 私の家があるのは神奈川県中央部の綾瀬市ですが、そこからカブで1時間強。温かな西風に幾度となくくしゃみを誘われながら(花粉症なもので)、宮ケ瀬ダムの少し下流に位置する田代運動公園に到着です。中津川の谷筋に位置する為か、ランダムに吹き付ける強風に翻弄されつつも何とかテントを設営。飛ばされないようにペグを石で強化してから買い出しに行きました。


薪はキャンプ場の近くにある「とくらや」で購入

 「とくらや」で売っている薪は、細目と太目の混合(370円)と、極太だけ(380円)の二種類があります。薪を購入するとオマケとして袋に詰めるだけの端材を貰えるので、焚き付けにはそれで十分です。私は今回370円のを4束買いましたが、もうあまり寒くないですし、ちょっと多すぎました。細い薪はあっという間に燃えつきて足すのが面倒ということもあり、370円のを1束、380円のを2束が最適解だった気がします。

 ちなみにとくらやは5月から10月は無休ですが、それ以外のオフシーズンは木曜日が定休日とのこと。実をいうと最初は3月15日(木)にキャンプを予定していただけに(天候やその他もろもろの事情で延期になったのですが)、危うく薪なしのキャンプとなるところでした。


愛川町の中心部にある「足立原商店」は生の白モツを扱っています
隣にはスーパーマルエツがあるので、肉以外の食料はそちらで購入

 白モツは豚の大腸を輪切りにしたもので、いわゆる「シロコロホルモン」として知られています。シロコロといえば厚木市が有名ですが、愛川町は厚木市の隣町ですし、その勢力圏内なのですな。


焚き付けもすっかり慣れたものです

 かつての大平宿では火を熾せず冷たい夕食に涙を飲んだ私ですが、先月と今月のキャンプで火起こしのスキルが大幅にアップ。前回は着火剤を使いましたが、今回は固く捩った新聞紙を火種に火を熾すことに成功! ……と大げさに書いてみたものの、キャンパーなら誰だってできることなのであまり自慢にはならんですな。ようやくスタートラインに立ったというだけ。


焚火で炭を燃やし、焼肉モードに突入

 白モツは焼くとコロっと丸くなり、なるほど、確かに「シロコロ」といった見た目に。皮が少しカリッと歯ごたえを感じる一方、脂身は柔らかでホワホワ。味噌ベースのタレと相まって、実に美味でございやす。ビールにもバッチリ合う。というか、もはやビールの為の食べ物といっても過言ではないでしょう。


カルビもとろけるうまさ

 「足立原商店」では白モツの他にもハツやカシラやタンなど様々な豚のモツを購入できるのですが、豚以外では唯一牛カルビを扱っています。これがまた柔らかくて実に美味。そんじょそこらの焼き肉屋ではかなわないうまさでした。まぁ、外ご飯補正もあるのでしょうが。


日が落ちると桜がライトアップされていました

 というワケで、今月も充実したキャンプを楽しむことができました。田代運動公園は無料キャンプ場として有名な一方、人が多いだけにゴミやらなんやらの投棄が少々目につきます。サイトがもの凄く固いのでペグが打ちにくく、また対岸には国道412号線が走っているので車の音も気になるところ。決して手放しにオススメできるキャンプ場ではないのですが、まぁ、無料かつ焚火が可というだけで非常にありがたい存在ですな。

 これから暖かくなるとさらに混雑すると思うので、私が利用するのは人の少ないオフシーズン中だけかな。とりあえずゴールデンウィークの前くらいに、もう一度だけシロコロを食べに行きたいと思います。


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2018年03月10日

国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定


3月9日(金)に開催された文化審議会で「国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定について」の答申がありました(→文化庁サイト)。内容は以下の通りです。

【国宝(美術工芸品)の指定】
・紙本著色日月四季山水図[金剛寺/大阪府河内長野市]
・木造千手観音立像(蓮華王院本堂安置)[妙法院/京都府京都市]
・木造四天王立像[宗教法人興福寺/奈良県奈良市]
・紺紙金字大宝 積経 巻第三十二(高麗国金字大蔵経)[国立文化財機構/東京都台東区]
・菅浦文書(千二百八十一通),菅浦与大浦下庄堺絵図[須賀神社/滋賀県長浜市]

【重要文化財(美術工芸品)の指定】
多いので省略

今回は5件のも文化財が国宝になります。個人的に気になるものをかいつまんでご紹介。

中でも著名なのは、三十三間堂として知られる蓮華王院本堂の「木造千手観音立像」。建物自体は既に国宝ですが、今回は堂内に安置されている平安時代および鎌倉時代の千手観音菩薩像が国宝になります。ズラリと並ぶ1001躯の観音像は迫力満点で、むしろ今まで国宝でなかったのが不思議なほど。45年にもおよぶ保存修理が完了したとのことで、それを契機として重要文化財から国宝に昇格です。

数多くの国宝を有する奈良興福寺。長らく中金堂に安置されていた「木造四天王立像」は鎌倉時代の仏像で、本来は南円堂の像として作られたことが判明しています。そこで再び南円堂に戻されることとなり、それを契機として南円堂に祀られている他の国宝仏像と肩を並べるべく国宝に。

「菅浦文書」及び「菅浦与大浦下庄堺絵図」は、琵琶湖の北岸に突き出た葛籠尾崎に位置する菅浦集落の動向を記した鎌倉時代から江戸時代にかけての記録です。菅浦は中世の荘園にルーツを持つ集落で、「惣(そう)」と呼ばれる独自の自治形態により治められてきました。現在も昔からの集落形態を維持していることから、集落全体が「菅浦の湖岸集落景観」として国の重要文化的景観に選定されています。その菅浦に伝わる一連の文書および絵図は、中世村落史研究上極めて重要であることから国宝に指定されます。

重要文化財の指定では、様々な野菜で描かれたユニークな涅槃図である「紙本墨画果蔬涅槃図 伊藤若冲筆」や、特別史跡であるキトラ古墳の壁画及び出土品など気になるものも多々あります。特にキトラ古墳壁画は高松塚古墳の壁画と同様、今後国宝になりそうな感じがしますね。

次回の文化財指定は5月中旬(18日(金)かな?)、国宝・重要文化財の指定(建造物)と重要伝統的建造物群保存地区の選定です。楽しみです。

posted by きむら at 14:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 文化財