2018年03月30日

焚火キャンプin田代運動公園


 先日、無料で焚火とキャンプが楽しめる神奈川県愛川町の田代運動公園に行ってきました。先月にも同じようなキャンプをしてきたので、これで二回目の利用となります。


ちょうど桜が満開で、平日にも関わらず多くのキャンパーがいました

 私の家があるのは神奈川県中央部の綾瀬市ですが、そこからカブで1時間強。温かな西風に幾度となくくしゃみを誘われながら(花粉症なもので)、宮ケ瀬ダムの少し下流に位置する田代運動公園に到着です。中津川の谷筋に位置する為か、ランダムに吹き付ける強風に翻弄されつつも何とかテントを設営。飛ばされないようにペグを石で強化してから買い出しに行きました。


薪はキャンプ場の近くにある「とくらや」で購入

 「とくらや」で売っている薪は、細目と太目の混合(370円)と、極太だけ(380円)の二種類があります。薪を購入するとオマケとして袋に詰めるだけの端材を貰えるので、焚き付けにはそれで十分です。私は今回370円のを4束買いましたが、もうあまり寒くないですし、ちょっと多すぎました。細い薪はあっという間に燃えつきて足すのが面倒ということもあり、370円のを1束、380円のを2束が最適解だった気がします。

 ちなみにとくらやは5月から10月は無休ですが、それ以外のオフシーズンは木曜日が定休日とのこと。実をいうと最初は3月15日(木)にキャンプを予定していただけに(天候やその他もろもろの事情で延期になったのですが)、危うく薪なしのキャンプとなるところでした。


愛川町の中心部にある「足立原商店」は生の白モツを扱っています
隣にはスーパーマルエツがあるので、肉以外の食料はそちらで購入

 白モツは豚の大腸を輪切りにしたもので、いわゆる「シロコロホルモン」として知られています。シロコロといえば厚木市が有名ですが、愛川町は厚木市の隣町ですし、その勢力圏内なのですな。


焚き付けもすっかり慣れたものです

 かつての大平宿では火を熾せず冷たい夕食に涙を飲んだ私ですが、先月と今月のキャンプで火起こしのスキルが大幅にアップ。前回は着火剤を使いましたが、今回は固く捩った新聞紙を火種に火を熾すことに成功! ……と大げさに書いてみたものの、キャンパーなら誰だってできることなのであまり自慢にはならんですな。ようやくスタートラインに立ったというだけ。


焚火で炭を燃やし、焼肉モードに突入

 白モツは焼くとコロっと丸くなり、なるほど、確かに「シロコロ」といった見た目に。皮が少しカリッと歯ごたえを感じる一方、脂身は柔らかでホワホワ。味噌ベースのタレと相まって、実に美味でございやす。ビールにもバッチリ合う。というか、もはやビールの為の食べ物といっても過言ではないでしょう。


カルビもとろけるうまさ

 「足立原商店」では白モツの他にもハツやカシラやタンなど様々な豚のモツを購入できるのですが、豚以外では唯一牛カルビを扱っています。これがまた柔らかくて実に美味。そんじょそこらの焼き肉屋ではかなわないうまさでした。まぁ、外ご飯補正もあるのでしょうが。


日が落ちると桜がライトアップされていました

 というワケで、今月も充実したキャンプを楽しむことができました。田代運動公園は無料キャンプ場として有名な一方、人が多いだけにゴミやらなんやらの投棄が少々目につきます。サイトがもの凄く固いのでペグが打ちにくく、また対岸には国道412号線が走っているので車の音も気になるところ。決して手放しにオススメできるキャンプ場ではないのですが、まぁ、無料かつ焚火が可というだけで非常にありがたい存在ですな。

 これから暖かくなるとさらに混雑すると思うので、私が利用するのは人の少ないオフシーズン中だけかな。とりあえずゴールデンウィークの前くらいに、もう一度だけシロコロを食べに行きたいと思います。


posted by きむら at 19:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行

2018年02月14日

2018年2月山形旅行報告


 先日2月10日から12日にかけて、二泊三日で山形県旅行にいってきました。三連休ということもあり山形新幹線は大混雑。あらかじめ指定席を購入しておいて正解でした。



 初日は蔵王でスノーシュートレッキング。ロープウェイで蔵王山麓駅から地蔵山頂駅まで上り、そこから樹氷を眺めつつ樹氷高原駅まで下ってきました。私は冬山トレッキングはほぼ未体験のドシロウト。経験者二人にリードして頂いた形です。



 冬の蔵王は分厚い雪で覆われていて登山道が分かりません。GPSで目標地点を決めつつ、自由なルート取りで進みます。傾斜は急ですがスノーシューに歯が付いているので滑ることはなく、ザックザックと雪を踏みしめながら下っていくのはなかなかに爽快。天気も良くて景色が素晴らしく、とても楽しい雪山トレッキングでした。



 これは余談ですが、この冬山トレッキングの為にバラクラバ(目出し帽)を買ったのですが、これがバイクの防寒に便利で普段使いしています。とても暖かい。

 二日目はこの旅行の主目的、上山(かみのやま)市に伝わる奇習「加勢鳥(カセドリ)」を見学してきました。これはケンダイと呼ばれる藁を纏った加勢鳥たちが町を練り歩く旧正月の風習で、いわゆる来訪神の行事です。



 加勢鳥たちは「カッカッカーのカッカッカー、商売繁盛火の用心」という掛け声と共に輪になって踊り、人々は加勢鳥に水を掛けて商売繁盛を祈願します。2012年にはライターの玉置さんが実際に参加し、デイリーポータルZに記事を書いています(→「藁の服を着て水を掛けられる奇習カセ鳥



 今回の旅行にご一緒した方の一人が加勢鳥に参加していた為、私は終始それをそれを追いかける感じでした。本来は水を掛けた途端に凍り付くような過酷な行事ですが、今年は気温が暖かくて加勢鳥たちも快適……なわけはなく、午後から気温が下がって吹雪となり、物凄く大変そうでした(一方、私たち見学チームが加勢鳥を追いかけていたのは午前中だけで、午後はホテルでぬくぬくしていました)。

 三日目は山形市の郊外にある山寺こと立石寺(りっしゃくじ)を拝観しました。山の麓に本堂(根本中堂)と本坊が、山の上に奥の院や子院が建ち並ぶ天台宗の仏教寺院です。



 石段を上がったところに鎮座する根本中堂は正平年間(1346〜1370年)の再建と伝えられ、現在は慶長13年(1608年)に行われた大修理当時の姿を留めることから重要文化財に指定されています。桃山様式によって築かれた、堂々としたたたずまいの仏堂です。



 根本中堂からは拝観料を払って奥の院がある山上へと向かうのですが、これが実に雰囲気抜群でした。参道沿いの巨岩には経文が彫られ、また剥き出しの断崖には修行の為の窟屋が穿たれていて独特な雰囲気です。しんしんと降り積もる雪と相まって、まるで水墨画のような風景です。



 奥の院は山頂付近の谷筋に建物が建ち並んでおり、まさに修行の場という雰囲気。五大堂からの眺めも素晴らしく、今回の旅行の締めに最適の寺院でした。





 帰りは山形駅から始発の新幹線に乗りました。帰りは指定席を買っておらず、自由席も満席だったので、山形から乗って大正解でした。かみのやま温泉駅からでは立ちになるところだった。

 という感じで今回の旅行は終了。次はどこへ行きますかな。


posted by きむら at 16:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行

2018年01月11日

DPZに琵琶湖疏水船下りの記事を寄稿しました


 この春から琵琶湖疏水の船下り事業が本格的に始まります。それに先立ち、11月に新船完成を記念しての試乗会が行われたのですが、幸いにも参加することができましたのでレポート記事をデイリーポータルZに寄稿しました。

琵琶湖疏水の船下り試乗会に参加した

 せっかく京都に行くのだから琵琶湖疏水以外のスポットも周りたいと思い、二日の旅程で京都周辺をうろうろしてきました。初日のメインはもちろん試乗会。大津に昼の12時ぐらいに集合だったので、午前中は大津にほど近い坂本の町を歩いてきました。



 坂本は比叡山延暦寺の里坊(隠居した僧侶の住居)で、現在も数多くの寺院や庭園が密集しており、国の重要伝統的建造物群保存地区(以下重伝建)に選定されています。路地に沿って穴太衆(築城で活躍した石工集団)による石積みが連なっており、実に独特な雰囲気の町です。



 坂本には延暦寺と共に発展してきた日吉大社が鎮座しています。ちょうど紅葉の時期ということもあり、その境内は実に良い感じに色付いていました。日吉大社の裏手に聳える八王子山にも登頂。琵琶湖が一望のもとで、実に素晴らしい景色を堪能することができました。



 昼からはいよいよ琵琶湖疏水の船下り試乗会。詳しくはDPZの記事をご覧いただいたいと思いますが、これがもうとにかくエキサイティング。第一トンネル内の扁額や竪坑などなど、他ではできない体験が盛りだくさんでした。疏水沿いの紅葉も良かったですが、桜の季節はもっと凄いのではないかと思います。2月から予約開始とのことですが、桜の時期を狙うには速攻で予約しないとすぐに埋まってしまいそうですね。



 試乗会が終わったら京都駅から特急で天橋立に移動。天橋立を横断して府中地区にあるユースホステルに泊まりました。で、二日目の午前中は天橋立を散策。写真は天橋立を眺めるスポットとして有名な松傘公園からの眺め……ではなく、より西側の成相寺旧参道から撮ったものです。昔は多くの参拝者がこの景色を見ていたのでしょうが、現在ここから天橋立を見る人はあまり多くはないのでしょうね。



 天橋立により外海から切り離された阿蘇海の北側に位置する溝尻集落では、海に面して舟屋や桟橋が連なります。舟屋といえば、天橋立の少し北に位置する伊根浦の方が規模が大きく、そちらは重伝建に選定されていますが、こちらの溝尻は「宮津天橋立の文化的景観」の一部として国の重要文化的景観の構成要素となっています。



 二日目の午後は鉄道とバスを乗り継ぎ、但馬は養父市の大屋町大杉集落を訪れました。江戸時代後期から昭和前期にかけて築かれた大型の養蚕住宅が密集しており、去年重伝建に選定されました。谷間の付け根に位置する小さな集落ですが、ひとつひとつの家の質は高く、町並みとしてもユニークです。

 という感じで、琵琶湖疏水の船下りを中心に二日間楽しんできました。坂本や天橋立は二度目の訪問ですが、以前の時は見てなかった場所も周ることができ、新たな発見ができたと思います。


posted by きむら at 15:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行